USBメモリでのデータの長期保管は、あまりお勧めできません

USBメモリはそもそもが1,000円ほどで買える安い機器で、データの長期保管には不向きという大前提があります。メーカー側も長期保管に耐えられるようには作っていません。

 

パソコン間や客先間のちょっとしたデータの受け渡しとして使用することが多く、一時的なデータのやり取り用となっています。

 

そんなUSBメモリですので、ある日突然認識しない、中身を見れない、通電しないといったトラブルは多く、場合によってはデータ復旧できないことも当然出てきます。

大切なデータをUSBメモリで保管するのはお勧めできず、どうしてもUSBメモリを使用するなら複数本のリスク分散でデータ管理をしましょう。

 

個人的にはやはり外付けハードディスクやクラウドがお勧めで、併用するとほぼ完璧ではないでしょうか?クラウドも無料版ではなく、月々の支払いのある有料版がお勧めです。

 

MicrosoftやGoogle等の世界的なIT企業が、世界中にデータを分散して何世代にも分けてバックアップ管理、暗号化やセキュリティ対策も万全ですので、自分で管理するよりは遥かに信頼できるでしょう。

 

とはいっても過信は禁物ですので、手動でのバックアップも時々は必要です

 

NASも便利なのですが、障害があるとファイルシステムの関係でデータ復旧が困難となりますので、事前のバックアップ構築が必須。

 

CDやDVDも同じですが、こちらもUSBメモリと同じく価格が安いということは長期保管には不向きとも言えますので、複数枚の作成が良いでしょう。

 

データ管理は非常に奥が深く、これが正解!というのはありませんが、各自の環境に応じたデータ管理を行い、消失しないように大切に管理していきましょう。

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