今回のケースでは、SSD自体の物理故障は検知されず、システム側の不具合の可能性が高そうです。
「ディスクの初期化」画面で「OK」を押してしまうと、文字通り初期化されて中のデータが消失してしまうので、OKボタンを押さないように要注意です。
SSDはデスクトップ型パソコンから取り出して、ADATA製SU630のSSDを使用しています。究極のSU630 SSD - ADATA
ご利用のHDDのSSDへの置き換えを検討されているなら、是非、ADATA SU630をご覧ください。このSSDは、次世代QLC 3D NANDフラッシュを用いて構築されており、素晴らしい価値と卓越した性能を提供します。また、LDPC ECC技術などの優れた機能を搭載しています。
「究極の~~」というのはかなり強気な見出しですが、SSD自体は悪くありません。
データ復旧は無事に完了して、専用ツールにて成功。データ破損も少なく、無事に納品となりました。
ハードディスクもSSDも同じ機械部品なので故障するときには故障しますが、経験上ではSSDの方がデータ復旧は難易度が上がることが多い気がします。突然故障もSSDの方が多いかな?という印象。
納品時にはUSBメモリへデータを移して、ウイルスチェックや文字化け、データ破損等のチェックを行います。写真や動画の場合は、データ破損を起こしている場合も多いですからね・・・
ということで、今回は浜松市からのデータ復旧・救出のご依頼でした。どうもありがとうございました!
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