パソコンの部品の中でも最も故障しやすいのが、ハードディスクまたはSSDのデータ倉庫(ストレージ)の部品です。
ハードディスクは中に円盤(プラッタ)が回転しているので、車や他の機械同様に、こうした回転部分は故障しやすいものです。
SSDは円盤は入っておらず、電気的にデータ処理する大きなUSBメモリのような存在ですが、同じく機械部品ですのでこちらも故障します。
故障率は諸説ありますが、個人的にはどっこいどっこいかな?と感じています。
上記の写真は、Crystal Disk Infoというハードディスク&SSDの現状をチェックするソフトですが、状態が悪いと上記のようにエラー表示されます。
こうしたエラー表示がされたら、即時にデータのバックアップを行い、その後にハードディスクまたはSSDの交換を行いましょう。
人間の身体のように自然治癒することはなく、悪化の一途を辿りますので、まずはデータのバックアップを最優先、その後に現在なら高速化が見込めるSSDに交換していくのが一般的でしょう。
大容量のデータを扱うのなら、外付けハードディスクやクラウドを利用してデータ保管、SSDは240GBや480GB辺りを使うのがコストパフォーマンス的にも優れています。
障害にもいろいろなパターンがありますが、下記のS.M.A.R.Tエラーは分かりやすいですね。
NEC LAVIE NS150/Fのハードディスク障害|静岡県磐田市よりご依頼です
機械は壊れるもの、という前提を頭に入れておけば、突然起こる悪夢に悩まされることも少なくなるはず。事前の予防や対策が大切ということですね。
関連記事
パソコントラブル【671】Lenovo G50-45(80E3)のハードディスク故障
パソコン修理の内容は、Windows 10の起動がおかしくなり異様に遅い・使い物にならないとのこと。あまりにも調子が悪いので、強制終了を繰り返しているとのことで、さらに悪化している可能性もあります。
NEC LAVIE DA770/Hの「S.M.A.R.T Status BAD」エラー|ハードディスク交換です
電源ボタンを押すと、すぐに下記の画面が登場して、その後のWindows 10が起動しない状況です。BIOS画面のみ行くことができます。